ピンクのプルオーバーの色違いが出来ました。


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夫から「地味過ぎ」と言われましたよ。


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ピンク色が一番好きだけど(似合う似合わないは別として)
黒とかグレーも好きなんですよ。
若いころは黒も着たけど歳とったら明るい色の方が顔が映える気がします。
そして何より、歳とったら黒い糸は編むのが大変!
もう本当に黒は編みたくない。


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後ろは5㎝の開きにボタンが一つ。
外さなくても頭は入りますけど。

チャコールグレーのモヘアとグレーのラムとシルバーラメ。
私はシックな配色で良いと思ったんですけどねぇ・・
夫の「地味過ぎ」の一言に撃沈です~
まぁ、良いや。


仕上げ方についてですが、
私は基本的に今は殆どミシン縫製仕上げです。


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アイロンを掛けて縫う所を躾します。
青い糸が躾糸です。


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ゴム編み部分は手で接ぎます。


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これは両脇と肩を躾したところ。


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ミシンは端から7㎜の所を掛けます。
ミシン針はニット用で糸はレジロンがニット用です。
昔は手で接いだり留めたりしていたのに最近はミシンでやると聞いてちょっと不安でした。
伸びちゃったり攣れたりしないのかなー?と
でも全然大丈夫です。


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袖を縫い合わせたところ。
これから袖馬に通して縫い代を割りアイロンを掛けます。


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袖付けもミシンです。
かぎ針で引き抜き編みで付けるよりずっとすっきりして綺麗です。

基本的に4.5mmの普通機ではゴム編みや裾のダブル部分等を除いて、
前後の肩や袖付けもミシンです。
なので肩の目は引き返し編みをして段消ししたら止めてしまいます。
捨て編みして目を残すということはせず、洋裁のブラウスを縫い合わせる感じ。

9mmの太編み機の場合は脇がまっすぐな時は手で接ぎます。
ミシンより手の方が綺麗な場合が多いです。
肩の接ぎは前後見頃の目を残しておいてベラ越しさせる場合が多いです。
糸がかなり太い場合はベラ越しさせずに合わせただけで巻き閉じの場合もあります。
袖は製図にもよりますが減らし目があるのでけっこうミシンの方が綺麗です。
袖付けはミシンです。

機械編みは絶対にこうしなきゃダメと言うのはないのです。
綺麗に早く簡単に、これが一番ですけども、
綺麗にするためには時間がかかったり簡単じゃ出来ない場合もある。
作品によってどのポイントを重視するかは違ってくると思います。
ただいろんなやり方があるよーってことを知っていると選択肢が広がると思います。