2022年11月

編み直しました

先日解いたプルオーバーのパーツ。
全て編み直して出来上がりました。


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パンツ用なので着丈は長目の65㎝、お尻が隠れる長さです。
胸に3㎝のダーツを入れてあります。
このパターンで3着目、着易くて重宝しています。


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袖付けはミシンですが、太い糸なので今回は他は手で接ぎました。

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でも袖はやっぱりミシンの方が綺麗な気がします。
まだアイロンを掛けていない状態なのでもう少しはマシになると思うけど。

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襟はかぎ針編みで。
細編み2段とバック細編みで仕上げ。
襟をかぎ針にするの、さっぱりしていてけっこう好きです。

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後ろはこんな。

あ、そうそう!
裾と袖口のゴム編みですが、以前はゴム編み止めで始末しました。
でも最近は巻き止めが多いです。
ゴム編み止めだときつくなりがち、だから。
もちろん、手で加減しながらゴム編み止めをしますが、
特に太編み機の場合は元々の目数が少ないでしょ。
だから袖をまくったりしたときにきついことがある。
でも巻き止めだと緩くてふわふわです。
袖口がピッ!ってしまっていないと嫌な人もいるかもだし、
これは好みかなー?
ただ、そんなやり方もあるよ、って事。

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ゆるーいラフな編地でとても軽い。

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黄色?この色は初めてかも・・

ストライプは好きじゃないんです。
糸が半端になるとすぐにストライプが候補に挙がるけど。
だって似合わない・・
でもこのようなストライプなら模様っぽいからマシかなぁ・・

問題のゲージですが、
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右がお教室にある先生からお借りしたニューナイン、ダイヤルは9。
左が私の家のニューナイン、ダイヤルは7です。
教室でこれくらいの緩めのゲージで編もう、と決めたので、
家で同じくらいの編み目にする為に編んだらダイヤル7なんですよ。
同じ機種でもこんなに違うなんてね。

ま、何はともあれ出来上がって良かったです。
太編み機は大きくて目がラク
始末も楽だし、すぐに出来上がりますね。

気を良くして次も太編み機をやってます。
手で模様を入れているのでちょっとは時間がかかります。
教室でやっているので家では仕上げのみにしますよ。
自分の物しか作らないからこんなゆっくりペースでも良いや





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基本中の基本を無視したら・・

今日は大失敗のお話です。

次に編むものも決まらなかったので、
取りあえず太編み機でざっくりセーターを作ろうと思いました。
同じ製図で既に2枚編んでいるのでこれで3枚目なのですが
パンツスタイルの際重宝するプルオーバーなのです。

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糸はコチラの3色、バラバラなのでストライプにすることに。
既に製図もあるし、お教室で先生の太編み機をお借りして編み始めました。
ゲージを取って後ろ見頃を編んで・・

私、教室で何やってるんだろ?
こんな事、家でも出来るじゃん。
講習費払って家でも出来ることしてるなんて勿体ないなー・・
(おケチですかね?)

ちょっと最近始めたことで予定が詰まっているのでお教室は隔週にしました。
お教室は通わなくても良いんだけど、やっぱりトレンドや新しい技法等、
先生に教えてもらいたいこともまだまだあるし・・
なので、お教室の通う形を変えて、なるべく自宅でやって、
分からないところや見てもらいたい所等を重点的に教えて頂こうかと。
先生も「教えるとこないねー・・」なんて笑うし。

で、次にお教室で編みたいものが決まったので、
これの続きは家でやれれば・・と思いました。
後ろ見頃だけ編み終えているので後の部分は私の自宅の太編み機で編みます。
同じ糸でもゲージは編み機に寄って違うと言うのは基本中の基本。

でも太編み機だしなー・・

先生に聞いたら大丈夫じゃない? 太機だし・・
なんて同じことを言う。

じゃー良いやーってわけで編み始めたんですよ。
そしたらねぇ・・

編んでいる途中で何か緩いなーと感じるんです。
これ、ブラザーナインのダイヤル9です。
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左が家のナイン、右が先生のナイン。

どーしよー?
気のせい?

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遠近法で違って見えるのか?
左右置き変えてみた。
右が家のナイン、左が先生のナイン。

やっぱりちょっとゲージが緩いなぁと思いました。
ま、ざっくりゲージのプルオーバーだし、良いか・・・と思い・・
袖だけダイヤル8で編んでみよう。←ココで既に基本無視。

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前見頃と袖2枚編み終えまして・・
次はアイロン。
でもアイロンかけようと思ったら製図上に収まらないんですよ。
大きすぎる

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左の黄色糸で編んだ物が先生のナインで編んだゲージです。
どう見ても緩くて1目が大きい。

全部編み終えたんだけど・・

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全て解きました~・・

殆どまだアイロンを掛けていなかったので解くだけでOK。

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一枚だけアイロンを掛けてしまった袖はラーメンになってますので、湯のし器に掛けます。

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これがブラザーの湯のし器。
上にアイロンを置いてスチームを出し、下に糸を通して伸ばします。

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湯のし器を掛けた糸。
スチームが掛かって湿っているので乾かしています。

湯のし器をかけながら糸巻きで巻き取る人が多いですがそれはお薦めしません。
引っ張られて糸が痩せちゃうんですよね。
そうすると糸のボリュームが減ってゲージが変わっちゃう(お前が言うか
特にこれはモヘアだから毛羽立っていて欲しい。
湯のし器も糸を引っ張らないようにそっとかけます。
編んでいて最後の方に糸が足りなくなってゲージを摂ったのをほどいて使う事。
あるあるですが、なるべく縁取りとかゴム編み部分とか、
メリヤス編みの続きじゃないところに使った方が良いです。



というわけで・・
編み直しです。

やっぱり基本は守らないといけませんね。
急がば回れ。
面倒くさがって手抜きをしてはいけないということがよーくわかりました。
これは全部自宅で編むので前回の編み物教室は無かったこととなりました。
もっと有意義に時間を使わないと・・です。 




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プルオーバーの色違いと仕上げについて

ピンクのプルオーバーの色違いが出来ました。


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夫から「地味過ぎ」と言われましたよ。


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ピンク色が一番好きだけど(似合う似合わないは別として)
黒とかグレーも好きなんですよ。
若いころは黒も着たけど歳とったら明るい色の方が顔が映える気がします。
そして何より、歳とったら黒い糸は編むのが大変!
もう本当に黒は編みたくない。


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後ろは5㎝の開きにボタンが一つ。
外さなくても頭は入りますけど。

チャコールグレーのモヘアとグレーのラムとシルバーラメ。
私はシックな配色で良いと思ったんですけどねぇ・・
夫の「地味過ぎ」の一言に撃沈です~
まぁ、良いや。


仕上げ方についてですが、
私は基本的に今は殆どミシン縫製仕上げです。


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アイロンを掛けて縫う所を躾します。
青い糸が躾糸です。


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ゴム編み部分は手で接ぎます。


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これは両脇と肩を躾したところ。


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ミシンは端から7㎜の所を掛けます。
ミシン針はニット用で糸はレジロンがニット用です。
昔は手で接いだり留めたりしていたのに最近はミシンでやると聞いてちょっと不安でした。
伸びちゃったり攣れたりしないのかなー?と
でも全然大丈夫です。


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袖を縫い合わせたところ。
これから袖馬に通して縫い代を割りアイロンを掛けます。


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袖付けもミシンです。
かぎ針で引き抜き編みで付けるよりずっとすっきりして綺麗です。

基本的に4.5mmの普通機ではゴム編みや裾のダブル部分等を除いて、
前後の肩や袖付けもミシンです。
なので肩の目は引き返し編みをして段消ししたら止めてしまいます。
捨て編みして目を残すということはせず、洋裁のブラウスを縫い合わせる感じ。

9mmの太編み機の場合は脇がまっすぐな時は手で接ぎます。
ミシンより手の方が綺麗な場合が多いです。
肩の接ぎは前後見頃の目を残しておいてベラ越しさせる場合が多いです。
糸がかなり太い場合はベラ越しさせずに合わせただけで巻き閉じの場合もあります。
袖は製図にもよりますが減らし目があるのでけっこうミシンの方が綺麗です。
袖付けはミシンです。

機械編みは絶対にこうしなきゃダメと言うのはないのです。
綺麗に早く簡単に、これが一番ですけども、
綺麗にするためには時間がかかったり簡単じゃ出来ない場合もある。
作品によってどのポイントを重視するかは違ってくると思います。
ただいろんなやり方があるよーってことを知っていると選択肢が広がると思います。
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ゆきちゃん

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